人気ブログランキング |

<   2011年 03月 ( 7 )   > この月の画像一覧

鈴かな(る)ドン

ミハイル・ショーロホフの小説「静かなドン」を熱読した時期がある。
高校1年の頃だった。
長編だった思いがある、寝る事も忘れ2~3日徹夜して読み終えた。
主人公のグリゴーリーの顔まで自分の中に出来上がっていた。

ドン河を挟み、赤軍と白軍が対峙する場面がある。

子供の頃、ソ連兵に銃撃され逃げ惑った事がある。 自動小銃の連射・・・彼等は兎か狐を狩猟する感覚であったに違いない。

走って逃げ切るか・・・隠れるか・・迷った末に隠れて難を逃れた。
津波に追われた子供達も校舎の3階で難を避けるか高台まで逃れるか一瞬、躊躇したに違いない過酷にも運命は分かれた。 どちらも間違いでは無い。

私は66年後の今も夢で恐怖に襲われる・・・
by tabibitohide | 2011-03-31 21:35 | Trackback | Comments(2)

怖れていた事

福島第一電発で作業員の被曝事故が起きた。

過日、菅首相が東電へ血相変えて怒鳴り込んだニュースが流れた。
東電首脳は現場責任者へ早急な処理を厳命したであろう。
命令は下流へと流れ下請け、孫請と伝えられる。

社員とは労働協約が結ばれ無茶は断られる、下請け以下は労使関係は希薄であり無理を承知で行動せざるを得ない。
起こり得る事態と憂慮していたが現実となった。

原発の実態を東電は完全把握していたとは思えない。
メーカー・下請け・孫請けの現場密着の人間が熟知している筈である。
実態把握していない東電幹部の発表は信用出来なくて当然である。

このような産業界の実態は公然の事なのに誰も語らない。
a0016161_21554993.jpg

by tabibitohide | 2011-03-26 21:56 | Trackback | Comments(0)
昭和20年代、戦後の荒廃した日本は山林も例外ではなく乱伐によって荒れ果てていた。

それでも山の沢から流れる小さな流れは年中、流れていた。
表面的には荒れ果てたと見える山も確かに生きていた。
沢蟹が歩き回る活きた山河が存在した。

日本の山河を数千年、護って来た古来の樹木に代えて杉・檜の針葉樹が植樹された。
私達の祖父母が我が子孫が将来必要とするであろう住宅用建材としてこの木を選んだのは当時としては最善の選択であったに違いない。

中学生時代に山からの流れで発電した事を思い出す。

昭和30年代までは精米所では水車が廻っていたし矢部地方では家庭用の小規模水力発電を手掛けている業者があった。・・・夕川鉄工所と言ったっけ???

今は山から流れるのは雨が降った後だけだ。 保水力皆無の山林が残る・・

山が壊れ海が壊れ代替に選んだ原発が壊れ始めた。

a0016161_2256832.jpg

    3月は寒いとは言え春・・・花が咲き始めた。
by tabibitohide | 2011-03-23 21:52 | Trackback | Comments(0)
東北大震災の被害は全体像が見えて来るに従い想像の域を超える規模である。
犠牲になられた方々のご冥福を祈ると共に被災地のより速い復興を願うほか無い。

今後の被災地のみならず日本の課題として浮上してきたのが原発問題である。
東電の原発依存度は32%、対して九電の依存度は、知らぬ間に50%・・万一原発有事の際は放射能 被害は別にして電力だけを考えて、日常の半分の電力での生活を強いられる事を覚悟せねばならない。
恐らく九州に在住する人々は自分の地域の原発依存度が50%を越えているとは認識していないに違いない。
今回の事故が無ければ恐らく皆が知らぬ間に依存度は益々高まっていたに違いない。
日本のエネルギー政策は原発依存を前提に設計されている。
今こそ、国民的議論を高め今後のエネルギー問題を議論し納得できる方向を求める機会である。
by tabibitohide | 2011-03-21 22:22 | Trackback | Comments(3)

東北関東大震災

想像を絶する大災害に、この4日間言葉を失っていた。
短時間で住宅地を襲う水魔、熊本大水害と比較してもあの時の10数倍の人的被害を被ったに違い無いと瞬時に思った。
今回は福島原子力発電所にも大きな被害を受た。
今回の事故を受けて原発の存続の必要性の有無の議論が沸騰するに違いない。

原発議論は当然必要である。
従来から国民のコンセンサスを受ける機会が無かったのも事実である。
現在の経済成長、国民生活の快適性の追求を続ける限り、経過的措置としては原発の必要性は不可欠であると考えられる。
危険性を避けられない原発を不要とするならば、日本人は国民的な合意で50年前のスローライフへの回帰を覚悟しなければならない。
50年前の生活の幸福度を甘受できる人々がどれ程存在するのか判らないが、少なくとも国民的規模での議論は必要である。
経済成長に不可欠であるとの論理で原発依存、石油依存の国に知らない間に変貌している国家はやはり異常である。
a0016161_9174415.jpg

by tabibitohide | 2011-03-14 20:57 | Trackback | Comments(0)

大学入試不正問題

仙台在住の予備校生が「偽計業務妨害」容疑で逮捕された。
本人は容疑を認めたとの報道からるみると事実であろうと思える。

人生最初に訪れた難関を安易な方法?で通り抜けようとの試みは許されない事に違いは無い。

然し、各報道機関の類稀な重罪事件を伝えるような喧騒には違和感を覚える。

人間の深層心理には社会的、人道的、倫理的にも踏越えてはならないと充分認識しながらも超えよううとする誘惑に駆られる事も事実である。

今回の手口は古典的な方法に過ぎない、携帯電話を使ったか、もう少し精巧な機器を使ったかは別にして追詰められれば誰しも考える方法に過ぎない。
ただ、誘惑に勝つか負けるかに過ぎない。

犯罪に抵触する疑いがあれば捜査は当然である。何も前代未聞と大袈裟に過熱した報道を続ける事であろうか??
不正受験を是としていると誤解されると困るが人間追込まれると考えられない行動を取ると言うことを言いたいし過熱報道が不可解である。
by tabibitohide | 2011-03-03 22:12 | Trackback | Comments(1)

超個人主義国家「日本」

日本は世界一個人の利益のみ追求する社会になったようだ。
政治の世界しかり、己の議員生命を維持する事に汲々とする、自己利益を同じくする仲間が集い群れをなし行動を共にする。
産業界も同じ自社の利益を求めて賃金の安い国を求めて世界を彷徨い協力会社の利益、そこで働く労働者の生活には一顧だにしない。
思いを綴れば際限ない、諫早干拓でも同じ、農家と漁師は自分のことを叫び、部外者は環境破壊を訴える。
日本全体、ひいては地球全体を考え同じテーブルでの話は出来ないものか、所詮、人類は己のための主張を叫び相手を罵りながら滅び行く運命か??
a0016161_974434.jpg

by tabibitohide | 2011-03-02 09:08 | Trackback | Comments(1)