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安田純平氏、帰国に思う。

安田純平氏が3年半の監禁生活から解放されて一週間が過ぎました。
彼に関する記事も報道自粛が有るかは知りませんが見掛けないようです。

解放され帰国の機中での彼の会話が物議を醸す等、話題もありました。

3年半と言う長期間の拘束、監禁という状況は多くの人々には経験の無い出来事です。

解放直後の会話では孤独感から解放の途上では思考が交錯して正確な会話は不可能に違いありません。

昭和23年、近所の青年がシベリヤ抑留からの帰国挨拶で「・・・ソ同盟の高邁な思想を学び日本の同士各位と社会主義日本の建設に努力する覚悟です・・」小学生の私が違和感を覚えたほどですから余程、辛い生活だったのでしょう。

私自身も昭和20年終戦から一年半の抑留生活を送りましたが5~6年に感じました。

食うや食わずで生死の境を過ごしたのは後半の3ヵ月程度に過ぎないのに今でも2年程に思え指折り数えて確認するほどです。

安田純平氏が自らの経験を整理して語れるのには相当の時間が必要でしょう。
一般市民に語るのは、その時間を経た後にするべきです。
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by tabibitohide | 2018-10-31 22:40 | Trackback | Comments(0)

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