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歴史教育の一貫性

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私が小学校に入学したのは、昭和17年 太平洋戦争開戦直後、勝った勝ったの大合唱の時代です。
歴史、修身が最優先の授業、日本書紀に基づく歴史教育は「イザナギ・イザナミ」から始まる壮大な神話の世界、「やまとたけるの熊襲征伐」を通過、肥後熊本出身者は肩身を狭くして過ごし、南北朝と進み、小学4年の終戦前にようやく鎌倉時代。
2年間の空白を経て帰り着いた親の故郷 日本では歴史教育は雨散霧消、頭の中から歴史はすっぽり抜け落ちています。戦後日本のローマ字混じりの教科書に戸惑いながらも、公職追放された教職員と交代した新任教師は自由主義を声高に唱えクラス毎に異なる授業でした。
同級生より1才年長の私は何時しかクラスのリーダーシップを握り試行錯誤しながら授業の時間割を自分たちで作り上げ理科の実験は高校生並みの授業を提案実行していました。
中学校では憲法改正・再軍備の是非の討論会が学校主催で行われるという事の善悪は別に活発な時代でした。然し、朝鮮戦争が勃発し保安隊、警察予備隊、自衛隊と、なし崩しに設立しいつしか再軍備云々は忘れ去られました。
爾後60年余、憲法改正を口にするのも憚れる時代が続き今 突然、憲法改正が目の前に突きつけられています。
憲法が話題に上ることも無い時代を過ごした若者達はどう受け止めているのでしょう。
新憲法が生まれた時代に子供だった私たちの年代には60年の空白を飛び越えて突然生まれた怪物にしか見えません。
改正の必要性を論ずる前に今一度、現憲法を塾考する機会と時間が必要です。
子供達には継続した教育が必要です、僅か70年の歴史を系統的に教えずして悠久の日本史、世界史を教えることができるはずもありません。


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by tabibitohide | 2016-02-06 21:53 | Trackback | Comments(0)