師走の選挙
2014年 12月 13日
昭和22年4月25日の第23回総選挙が貴族院議員であった吉田茂首相が信をを問うために実施した。
今回が第47回総選挙が行われる、戦後25回目になる総選挙・・その節目節目の様々な歴史が後世の史家により記述されるに違いないが残念なが私が紐解く事は無い。
第23回総選挙時の熱気は戦後の混乱の中、人々は衣食に事欠く中に有りながら切実であった。
旧満州から引き揚げて二月余の11歳の私にも新しい時代が始まる予感を与えた。
然し回をかさねるに従いその熱気は失せ果て主権者である我々の多くが政治を遠く眺める傍観者となっている。
己の手で手にした権利では無く自然に普通に存在する権利と思い誰かに擁護されていると錯覚しているとしか思えない。己で手にしたものであれ、与えられたものであれ守るのは己だけである。
by tabibitohide
| 2014-12-13 18:11
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