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終戦子念日?否 敗戦を振り返る日

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旅順第一小学校
昭和20年8月15日、貴方は何処で何をしていましたか?
国民の大半の人々が生まれる前の事だよ・・・当然です。
直近の資料はわかりませんが2012年の統計では・・・
1945年8月以降の「戦後生まれ」は1億33万6千人で、初めて1億人を超えた。総人口の78・7%を占める。

私は国民学校4年生、旧関東州旅順市で終戦(敗戦)を迎えました。
夏休みの校庭に集合、終戦の詔勅w雑音ばかりのラジオを拡声機で聞きました。
内容はサッパリ判らない・・確か校長か教頭が日本が負けたと教えてくれた。
満州で生まれ育った子供たちは五族協和の精神を徹底的に叩き込まれ人種差別はしないでは無く知らなかった。
然し翌日から小林君が「金さん」になり、岡本君が「李さん」になった。
思い起こせば一年ほど前から警察署長の息子、関東軍高官の息子も日本内地に帰っていた。
無事に帰り着いたか空襲に遭ったかは判らない。
国策により満州に来た国民を政府も軍も守った気配も感じない。
戦争の悲惨さは「血を流す覚悟」とかいう抽象的な言葉で表現できる事柄では無い。
敗戦の日は毎年、感情的になる。
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by tabibitohide | 2014-08-15 20:55 | Trackback | Comments(0)

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