他人を恨み憎む事の虚しさ。

今はもう無い五木の食堂、改めて見ると20年前に閉校になった五木南小学校の校歌が書かれている。
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終戦後の混乱期を生き抜くために多くの方々のお世話になった。
餓死寸前の間際に僅かの小銭を握り締め中国人の店に食料を求めに行った時、中国人の若者が思いがけない量の穀物を袋に詰めて呉れた。
痩せ衰えた子供に憐れみを覚えたのであろう。
然し亡母から幼い頃から聞かされた日本人の武士の魂を失うなとのおしえが聞こえ、多すぎると減らしてもらった事がある。
人間は国籍に関係なく最後は人間性である。
反面、同胞、縁者には悔しい思いをさせられた事は数知れずある。
その悔しさをばねに成長し続け恨みを持ち続けた感もある、しかし、時が経ち残りの人生が見えてきた今、恨みつらみの虚しさばかり募る。
恨み、つらみ、反感も実は何も産み出してはいない。
己の心を乱して己一人で転げ廻っていたに過ぎなく虚しいものである。


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by tabibitohide | 2014-06-10 22:04 | Trackback | Comments(0)

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