生涯学習
2013年 02月 25日
今日は熊大の入試で受験生で溢れている。
同年代の若者が一斉に大学入試に集中する様は不思議な現象である。
学歴社会は崩壊していると喧伝されながらも現役合格、新卒採用というレールは外れる気配も見えない。
私たちの世代が高校卒業した昭和30年ころは親達の月収は一万円弱、子供の学資を仕送りする余力は殆ど望めない。
苦学して自分の生活を維持するだけで良い者は幸せな部類、親の生活を支えなければならない若者が多かった。
高卒で就職し向学の志を抱き、昼間に働き夜、学ぶか、昼間 学び夜に働いて資格を得ても職場で評価される事は稀であった。
日本も社会に出てから学ぶ、学ぶことを一時、休み再度 学び始めると本気で学ぶ人間を受け入れる社会に社会全体が成熟しなければ国としての未来は望めない。
by tabibitohide
| 2013-02-25 22:16
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