知人の訃報

KSNの哲さんの訃報を聞きました。
シニアの会であるからには亡くなる方が多いのは当然であるが訃報に接する度に寂しさを覚えます。
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この画像は2004年8月26日、地蔵峠で撮りました。
現地で撮影しているとバイクの爆音後ろに奥様を乗せた哲さんでした。
私は60才で二輪車に乗るのを止めていましたが同年齢で後部座席に人を乗せてと驚いたことを覚えてています。
その後も会合の場所へバイクで突然 現れる元気な方でした。

誰かの「長生きしたければ60才過ぎたら運動するな」との迷言を守って一病息災で生きている身いつお呼びが掛かるか知れませんがもう暫くは呆けずに生きていきます。

哲さんのご冥福を祈りながら思い出を辿っています。

# by tabibitohide | 2017-06-21 22:43 | Trackback | Comments(0)

家を燃やして暖を取る。

ようやく梅雨らしい日が訪れました。
長雨は好きではありませんが梅雨と言うのに干天続きでは落ち着きません。
毎朝一番の仕事、庭の猫の糞の始末をしながらふと気付きました。
日が昇る前なのに既に銀蠅が群がり、ダンゴムシも糞の処理を始めています。
野良猫も地球の何かに役立っているようです。
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我々人間は何かの役に立っているのだろう?地球の自然界には何もお返ししていない事に気付きます。

人間に必要なものは遠慮会釈なく消費、自分に不要なものは全て焼却し無にするだけで無く汚染物質をまき散らす。
限りある資源を貪欲に消費し尽くしています。
家の壁、床を剥ぎ取り暖を取るように身近に迫る危機に敢て目を逸らし今を生きる醜悪な人間像に思い至ります。


# by tabibitohide | 2017-06-20 22:14 | Trackback | Comments(0)

共謀罪とは

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6月17日、実質的な国会最終日に参議院で採決、可決された。
内容は解らず終いでこの法律は施行される。
内容どころか正式な法律名さえ知らない。

辿り着いたのは「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律」らしい。

戦前の「治安維持法」と同列にして反対が広がるが、法律の内容が法務大臣すら理解していないようで国民に解る筈も無い。
「治安維持法」と同列であるとすれば猛然と反対の意思表明すべきであるが国民的な反対の狼煙が上がる気配は少ない。
思い起こせば「治安維持法」を盾に行われた取り締まりの峻烈さは現代では想像できないほどである。
残念ながらその時代の体験者は殆どいないので想像も出来ないに違いない。
本来は国体(皇室)や私有財産権を否定する運動(何を取り締まるかお分かりでしょう)を取り締まることを目的に制定された。
昭和16年に改正?され宗教・右翼・政府批判全て弾圧・粛清された。
その対象は身分・地位に関わらず政権批判者全般に及んだ。

小学生の自分が記憶している一例では新聞・雑誌に掲載された皇室の写真は全て切り取り近所からも回収して毎月、学校へ持参して焼却、批判的な言動をした人は報告するように命令されていた。
つまり密告の奨励である。

現代日本人はナチスドイツで行われた親兄妹でも密告する物語としての知識はあろうが現実に日本でも行われていた事実である。
憲法ですら解釈で運用される国で法律は如何様にでも解釈適用されるであろう。

なればこそ法律は面倒でも厳密な適用の記述が絶対要件であると考える。


# by tabibitohide | 2017-06-17 22:10 | Trackback | Comments(0)

主権在民は何処へ?

その昔、私たちの先祖は何の因果か狭隘なこの島国に辿り着いた。

移動もままならぬ狭い土地で生きる術の終局は狭い土地で生産性を高め食料を調達する他に道は存在しなかつた。
収穫の時期には山を越えて他の住民の略奪に怯える日々が続いた。

識者が生まれ集団の中の屈強な人間を選別し労働を免除する見返りに生活の保障を与えたに違いない。
蜂や蟻の世界では自分の役割を何千、何万年も自分の役割を続けている。

我が人間社会では皆、平等に頭脳が進化して守る立場の人間が支配者になる逆転が起きてしまった。
それが変遷を経ながら昭和20年の終戦まで続いて来た。

同じ轍を踏むまいと、武力の陰に隠れながら真摯に国を支えて来たと思えた官僚軍団を新たな公僕として仕事を任せ、民の代表として国会議員に監視の任を任せる三権分立の社会を造りあげた。
然るに現在、官僚が国会に進出、その数70人を超える。

立法・行政・司法の三権もいまや全て行政府と化し三権分立は形骸化しているやに見える。

国会議員は国民が選ぶ選良である故に現在は国民が選び是認した社会である。

一票を投じる有権者として果たしてその候補の政見を真剣に見たであろうか政治活動を見たのであろうか?この情報社会その気になればその一端でも垣間見る事が可能である。

国民、有権者が真剣にならずして選良が真剣になる筈も無い。

# by tabibitohide | 2017-06-16 21:28 | Trackback | Comments(0)

野際陽子の訃報

今、野際陽子の訃報を聞きました。
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現在、放映中の「やすらぎの郷」での映像を見て少し弱弱しく思っていて緊急入と聞いていたが急な訃報に御dソロ来ました。
私と同年同月の生まれの81才同年代の元気な姿を見るのは元気の素でした。

考えると表舞台で活躍する方々は因果な稼業です、我々は自然にフェードアウト出来るが最期まで追いかけられる人生はどんなものであろうかと思います。
己の青春時代を共に生きた人々が消え行くことには多少の寂寞感を覚えます。
長寿の時代、何歳で天寿を全うしたと言われるのでしょう、私は今、暫く日本の否 世界の趨勢を眺め続ける予定です。

# by tabibitohide | 2017-06-15 21:08 | Trackback | Comments(0)

読書も重労働である。

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久し振りに本を購入して読み始めた。
劇作家山崎正和氏への「御厨貴・阿川尚之・刈部直・槇原出」四氏のロングインタビューである。2017年3月25日初版であるから最近の本である。
全363頁なので二日ほどで読み終わると考えたが三日目にして僅かに80頁を読み終えたに過ぎない。
小学4年生で迎えた旅順の街を追放され逃れ着いた大連で学校へ通えぬ日々が続いた。
知識欲に駆られる年頃に寄宿先の部屋は学徒出陣し戦死したその家の書棚に残された蔵書を貪るように読み続けた。蔵書は哲学書が多かったように思える。
坪内逍遥、森鴎外の翻訳でハムレット、椿姫等々半年ほどで読み尽くしたと思う。
少年期の知識欲の旺盛さは不思議な力を持っている。
知らない漢字も読み続ける間に形から意味が分かり文脈から読み方まで理解できるようになるのである。

自分の生きて来た道と同じ道を辿った山崎氏の少年期に惹かれて読み始めたが高校時代で大きく道が分かれている、私が知ずに生きた氏の道をゆっくりと辿って見よう。


# by tabibitohide | 2017-06-13 21:38 | Trackback | Comments(0)
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タイトルの「舞台をまわす、舞台がまわる 」は劇作家で文化功労者の山崎正和氏の近著の題名です。
昨日の熊日朝刊でこの著作を見て、概要を知り自分が感じる現代社会との違和感の原因が微かながら分かりました。
山崎氏の言う「私は戦後民主主義者である」の言は自分の意識と同じものです。

旧満州国に生まれ日本人と満州人との二面性を育まれ、戦後の無政府状態の社会を生き抜き国家に依存する事の無意味さを幼心に焼き付けて過ごした年月があります。
昭和22年、日本社会改革の中に帰国し新たな民主主義教育を大きな教育制度改変、価値観の転換を素直に受け入れて生きてきました。

社会人生活を大組織の中で過ごせば意識も変革し現代社会の中で変わったに違いありません。
幸か不幸か己の本音で生きなければ組織も自分も生き残れないと信じて過ごして来た事が戦後民主主義体現者としての今があるのでしょう。
現代に生きる現役世代の人々に我々時代の人間が享受した社会に戻れとは言いません。
只、「真実の民主主義社会とは?」と考える時間を持ってほしい、我らの世代は伝えなければと考えるだけの余生を送る日々です。
「舞台をまわす、舞台がまわる 」は本屋に無いのでamazonnに手配中¥3,240円(税込)


# by tabibitohide | 2017-06-08 21:01 | Trackback | Comments(0)

国策に翻弄されて・・

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2016年の日本人の出生が100万人を割ったとの報を聞く。
戦後の一次ベビーブーム260万人の出生、二次ベビーブームの206万人をピークに減少を続け日本は愈々人口減の時代の到来である。
人口に限らず地球上の問題は自然に任せれば最良のバランスが保たれるに違いない無いが、神の啓示?によって要らぬ頭脳、知恵を授かった以上は、授かった知恵を使う外に手段は無い。
私の祖父は10人兄妹(弟)である。

父の兄妹は男6人女6人12人と多数である。

私の兄妹は男1人女6人の7人である。

時代背景を振返れば富国強兵、日露戦争、太平洋戦争と戦の駒が必要な時代「産めよ増やせ」の時代の背景が存在する。

企業も同様、現在 求人倍率1.6倍と売り手市場と新入社員確保に必死である、25年前と同じ事が繰り返されている、過剰人員整理に苦しんだ現実、結果的に若者の職場を長期間奪った事と中所企業を苦境に陥らせた現実は忘却の彼方である。
100年先をとは言わぬ、せめて10年先の展望を語ってほしいと願うばかりである。


# by tabibitohide | 2017-06-04 21:55 | Trackback | Comments(0)

秋の訪れ(萩)


by tabibitohide